こんにちは。「塾ママ戦略室」をご覧いただきありがとうございます。
この記事では、私がこのブログを立ち上げたきっかけや、そこに込めた思いを少しお話しできたらと思います。
教育の現場で感じたこと
私はこれまで、学習塾の講師として、多くの子どもたちと関わってきました。
子どもたちの成績向上や合格に向け、全力で指導をするということは非常にやりがいのあることです。
忙しさを感じる時期も多かったですが、やはり生徒の合格の瞬間は何にも代えがたい喜びでした。
ただ知識を教え込むだけでは、生徒は成長しません。中でも難関校を目指すクラスを担当するようになってからは、勉強だけではない、さまざまな側面から子どもたちと向き合う必要性を強く感じるようになり、学習の習慣づけや、躾の指導もしながら日々生徒に寄り添ってきました。
塾という環境で指導をしていくうえで、強く感じたのは、子どもたちの成績や伸び方には、それぞれに背景があり、その中でも特に大きな影響を与えているのが、家庭でのサポートや声かけであるということです。
もちろん、お子様自身の努力が一番大切ですが、その努力を引き出すきっかけや支えになっているのが、日々そばで見守る保護者の方の存在だということを、何度も実感してきました。
ですから、ご家庭に対しても、十分に安心して子どもと向き合えるような環境が作れるようサポートをしたいと思っていました。子ども以上に親が悩まれているご家庭も多いなかで、やるべきことはたくさんあったはずです。しかし、自分の時間のほとんどの時間を生徒のために費やすことで、生徒と同じような寄り添い方を保護者の方にできていないのではないかという葛藤がありました。
塾では伝えきれないことがある
塾の時間には限りがあります。
目の前の生徒との授業に集中していると、どうしても「ご家庭での関わり方」や「ちょっとした声のかけ方」などまで十分に伝えることができません。
個人面談や保護者会などで少しずつアドバイスはしてきたつもりですが、
「もっと早く知っていればよかった…」という保護者の方の声を聞くたびに、何とも言えないもどかしさを感じていました。
また、塾というものは、会社である以上、どうしても売り上げや実績というものがついて回ります。
それ自体は仕方のないことでしょうが、そのような枠の中で話をするため、保護者の方へ心からの本音を伝えることができない場面もありました。
保護者の方が正しい情報や考え方に触れられれば、子どもたちはもっとスムーズに、もっと前向きに学んでいける。
そんな思いが、少しずつ強くなっていきました。
だから今、保護者の伴走者として
このようなこともあり、
このブログで「保護者の方に向けて」、子どもたちの学びを支えるヒントを発信していこうと決めました。
特に、お子様のために日々向き合っているお母さんたち。
時には不安になったり、つい強く言いすぎてしまったりすることもあると思います。
そうした気持ちに、少しでも寄り添えたらと思っています。
「戦略室」と名前をつけたのも、感情的にあれこれ言うのではなく、冷静に考え、少し先を見据えて動けるように、そんな視点をお届けしたかったからです。
ブログで伝えたいこと
このブログ「塾ママ戦略室」では、
- 塾に通わせているけれど不安がある
- 家での接し方がうまくいかない
- 子どもがなかなか勉強に向かわない
そんな悩みを抱える保護者の方に向けて、
ヒントや考え方、時には教材の選び方などもご紹介していきます。
あくまで「こうするべき」という正解ではなく、
「こう考えてみるのもひとつの戦略かもしれませんよ」という、選択肢のひとつとして参考にしてもらえたら嬉しいです。
🐧さいごに
私自身も、子育てをするひとりの親です。
試行錯誤しながら、子どもたちと向き合う日々の中で、
保護者の方々の悩みや迷いがどれほど大きいか、身をもって感じています。
このブログが、少しでも前向きな一歩につながる場所になれたら。
それが、私にとって何よりの喜びです。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
「塾ママ戦略室」
ナビゲーター・ペンさく先生
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